医師の転職支援にはどんなものがある??

転職を考えるとき、まず思い浮かべるのはハローワークです。ハローワークでは求人情報を紹介し、相談にものってもらえ、面接の日取りまで決めてもらえます。ですから、一般の職業で転職を考える際、ハローワークで探すのは選択肢の一つとして有効こうでしょう。

医師ってこんなことまでするんです。

ひとことで医師といっても、一般人にはわからない多くの雑多な仕事があります。決して医師は診察だけをしている職業ではありませんし、いったん資格を取ってなってしまえば安泰、というような簡単なものでもありません。その証拠に、医学は日々進歩していますし、毎日といっていいほど新しい薬が開発され、新しい治療方法も学会で発表され続けています。人間の生命にかかわり仕事ですからそれだけの責任と努力は必要と思うかもしれませんが、向上心を持ち続けることや日々のプレッシャーに耐え続けることは生半可な辛さではないでしょう。たとえお給料の面で優遇されているとしても、すべての人が慣れればなりたいと考えるような簡単な仕事ではないのがお分かりいただけるのではないでしょうか。そんな医師ですが、やはり業務の辛さや精神的な重圧もあり、第一線で活躍することから退きたいと考える医師も多く、医学生の時代から歩いてきた診察委の道を外れて研究職に転職する医師も数多くいます。研究職の医師というのは、大学院などに籍を置き、学生の指導のかたわら新薬の研究をしたり新しい治療方法を論文に起こしたり、大学を運営する委員会の書類を作成したりなど、医学の将来を担う重要な仕事から一見医学とは関係ないような仕事までさまざまな業務をこなす必要があるのです。目の前の患者さんを助けることも医師の立派な仕事ですが、難病とされる病気の治療方法を模索することや患者の統計を取ること、検査結果から治療方法を生み出すことなど、将来の患者さんを間接的に助ける仕事もあるのです。さらに、他の医師が円滑に仕事を行えるような縁の下の力持ち的仕事もあり、大学内の各種委員会の運営や、医学生のバックアップなども重要な仕事なのです。