医師の転職支援にはどんなものがある??

転職を考えるとき、まず思い浮かべるのはハローワークです。ハローワークでは求人情報を紹介し、相談にものってもらえ、面接の日取りまで決めてもらえます。ですから、一般の職業で転職を考える際、ハローワークで探すのは選択肢の一つとして有効こうでしょう。

エボラは医療だけで防げるラインを超えた?

アフリカの北西で爆発的に感染が広まっている、エボラ出血熱。実は今回が初めて拡大したのではなく、1976年6月にスーダンの南部で男性患者が発生し、またたくまにコンゴ、コートジボアールなどで発生。このエボラとはザイールを流れる川の名前であって、初めての患者が確認された村を流れているのです。

通常、感染症が広がる原因はウイルス感染といわれます。が、その元が何かはなかなか分からず、ようやくコウモリが発生源と判明しています。ただ、この西アフリカ各国は金やダイヤモンドの産出国でありながら、財政は貧しく、病院での治療でも、注射針を使い回ししているのが現状。つまり、医療物資が圧倒的に不足していることから、どんどんと患者数が拡大しているのです。

アメリカでも欧州でも、そして日本でもエボラ出血熱患者に対しては、完全に隔離病棟で臨床され、医師も看護師も伝染しない様に完全防備で対応します。ですが、数千人から数万人と患者数が多いこと、死亡率が50%から80%と高く、倒れたまま放置されて死亡する患者が後を絶たないことから、もはや医療チームの仮設医療体制では間に合いません。

かといって、現地は道路も舗装されず、上下水道が完備されていないなど不衛生な現状であり、インフラの整備もままならないまま、医薬品を届けるだけではどうにもならないのです。

ノーベル平和賞を受賞した、国境なき医師団では、世界各国の災害地や紛争地帯へ医師や看護師を送っていますが、その卓越した医療システムでも対応できないこと、そして現地スタッフも感染者が出ていることから、引き上げ希望者が続出しています。

医療は「治す」ことには知識があっても「予防」については、各国政府の政策が鍵です。医療が無力になっている現実は否めません。