医師の転職支援にはどんなものがある??

転職を考えるとき、まず思い浮かべるのはハローワークです。ハローワークでは求人情報を紹介し、相談にものってもらえ、面接の日取りまで決めてもらえます。ですから、一般の職業で転職を考える際、ハローワークで探すのは選択肢の一つとして有効こうでしょう。

福祉施設での看護師の業務内容

〇基本的には病院での看護師と同じ

福祉施設における看護師の業務は、基本的には病院での看護師の仕事と大差はありません。患者が入居者に変わるだけで、基本的には入居者の健康管理を行うという点においては病院で
の業務と一致します。具体的には「健康管理(バイタル・血糖値測定)」「インスリン注射」「薬剤の管理」「各種処置」など、病院医療で行われることを看護師が行います。病院と異
なる点としては、入居者の食事や排泄、入浴などの生活に関わる内容に関しては介護スタッフが行うケースが多く、看護師はその補助程度を行うにとどまります(施設ごとに事情は異な
ります)。介護スタッフでは対応しきれないことや迷った時の相談を受けるなど、看護師にしかできないことを中心にした業務内容になります。

特別養護老人ホーム

一般的に「老人ホーム」と呼ばれる施設です。入居者100人に対して看護師は3人と少なく、医師は不在の場合が多いです。特別養護老人ホームでは24時間体制の義務がなく、つま
りは夜勤がない場合が多いのも特徴です。オンコール体制によって常勤の看護師に施設から連絡を行うという場合が多いです。

〇有料老人ホーム

一般的な老人ホームよりも料金設定が高く、その分質の高いサービスを求められます。均一的なサービスではなく、入居者個人に合わせたホスピタリティが求められる傾向にあります。
入居者50人に対して常勤換算で1人の看護師が配置されるのが基準です。夜勤の有無は施設ごとに異なります。一般的な老人ホームよりも入居者一人一人の体調や精神の状態に合わせ
た医療を提供する必要があります。

〇デイサービス

デイサービスの看護師は、殆どの場合が1人専属になります。重度の介護が必要な人は少なく、日々の利用者が変わるのも特徴です。

訪問看護

在宅で寝たきりの方を訪問して看護補助を行います。介護職員などの「人的資源」も薬剤や医療機器などの「物的資源」も乏しい状況下において、利用者一人一人の状態に合わせた看護
を行わなければならないので、医学の総合的な知識や現場での判断力が問われます。